汚超腐人目指して頑張る草代さんのブログ。
なりふりかまってないのでいきなりエロネタとかもあるよ。
それにしても酷いブログタイトル。
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「はい、終わりよ。その・・・・あんまり無理はしないで」
「うん、ありがとう。・・・・大丈夫だから」
そう言って笑う、その顔のどこが「大丈夫」なのだろう。
戦闘後、ティアに治癒術をかけてもらっているルークを見、
ジェイドは表情を悟られないように眼鏡を押し上げた。
吸い込んだ空気は冷たく、吐き出した呼気は重い。
夜の森の中は流石に冷える。
大気中の音素が見えない氷になって漂っているんじゃないかと思うほどだ。
ルークの体はもう、乖離が始まっている。
そんな体での戦闘は、より神経を擦り減らしてしまう事だろう。
辛いなら、そう言えばいい。
本当に辛いときは、誰かの胸を借りて泣いたっていいのだ。
例えば、使用人という名を借りた親友に。
その役目は、自分ではなんとなく無理だという気がする。
もともと天邪鬼な性格だし、慰めついでに頭を撫でたり、肩を叩くという柄でもない。
それに、急にルークに対しての態度を変えたりするのは不自然だろう。
不用意に優しくして、パーティに変に勘付かれても困る。
あれこれ考えていたら緑の視界にひょこ、と赤毛が飛び込んできた。
辺りを見回したが、パーティの姿はない。
どうやらティアを含む仲間は野営地を探しにいったようだ。
何かを言いあぐねている雰囲気のルークを視線で促す。
「あの。ジェイド・・・・大丈夫か?」
「は・・・?」
驚きに一瞬、目を見張る
それは私が訊きたいことなのですが、という言葉をぐっと飲み込み、
どういう意味ですか?と代わりに訊ねた。
「なんか、すっげー難しそうな顔してるから。どっか痛いのか?」
水面にたゆたう水草のように、澄んだ瞳が不安げに揺れる。
ジェイドは頭を抱え、はーっと長い長い溜息を吐く。
「どうしてあなたは・・・・」
「?」
ルークはきょとんと困り顔の軍人(35歳)を見上げる。
「わたしにできないことを、いとも簡単にやってしまうのですかねぇ」
しかも無意識に、と呟いて、柔らかく跳ねたルークの髪を撫でる。
いつにないジェイドの行動に、
びっくりして動けない様子のルークを、勢いで抱きしめた。
「ちょっ!ジェイド!熱でもあるのか!?なんか悪いもの食ったのか!?」
わたわた暴れるルークを、優しく、けれど抵抗できないくらい微妙な力加減で抱きしめる。
日向にいるようなまだ子供の匂い、やわらかく伝わる温もり。
離したくない。
「ジェイド?」
抵抗しても無駄だと踏んだのか、おとなしくなったルークが翠の瞳を向ける。
「意外と簡単なんですね」
「何が?さっきからわけわかんねーんだけど」
「私もよくわかりません・・・・最初はあなたを甘やかせようと思っていたんですが、
逆に私が甘えたくなりました。すりすり~」
そう言ってルークの頬に自分の頬をすり寄せる。
意外とすべすべで気持ちよい。癖になりそうだ。
「なっ・・・!?ちょ!キモ!35歳キモッ!!!!」
ひときしりキモッ!すりすり~の攻防を繰り広げた後、ジェイドが真面目な顔をして囁いた。
「辛いときは、言ってくださいね。無理に笑うあなたなんて見たくありませんから」
「ジェイド・・・・」
「なーんて。言ってみたかっただけです。さ、野営地に行きましょう」
ジェイドはぱっと体を離し、先に行ってしまう。
ルークは思わず軍服のすそを掴む。
「オレ・・・・そんな無理してそうに・・・・見える?」
震えた、頼りない声。それでも必死に何かを押し殺すような。
「ええ。もっと寄りかかってもいいと思いますよ」
「嫌いにならない?こんな情けないオレでも、見捨てたりしない?」
ルークの言葉にハッと振り返る。
不安げに寄せられた眉に、細やかに震える肩。
想起させる、もの。
アクゼリュス。
沢山の、散った命。
見捨ててしまった、全員で、彼を。
そのトラウマが、ルークをこんなに頑なにさせてしまった。
なのに。
それを簡単に「寄りかかれ」など・・・・よく言えたものだ。
あの時こそ、罪の重さに耐え切れないルークを支えるべきだったのに・・・・
「・・・・すみませんでした、ルーク」
「え?なんでジェイドが謝るんだよ」
項垂れたジェイドに、ルークが駆け寄り、肩を揺らす。
自分はよほど酷い顔をしているのだろうか。
翡翠の瞳が不安げに揺れ、睫の長い影が落ちる。
安心させるように微笑み、言葉を続けた。
「もう、二度とあんなことはしません」
言葉だけでは足りなくて、ルークを抱き寄せた。
ルークも、今度は抵抗しなかった。
「ジェイドの匂いがする・・・・」
そう言ってぎゅっと抱き返した両手をこの上なく愛しく思う。
離したくない。
やわらかな、日向のにおい。
どれだけの恐怖が、この体を包んだだろう。
心臓を、揺さぶったのだろう。
もう、そんな不安に押しつぶされることがないように。
祈るように、目を閉じた。
今手の中にあるもの。
それが自分の護りたいもの総て。
おしまいなんだぜ!
ジェイルクオンリー(別名ジェイルク結婚式)の感想を書こうとしてたら
何故か不思議な雰囲気の小説になりました。
アレ、おっかしーな・・・・アレ?何処をどう間違ったんだ・・・・?
レポは明日あげます。
もうジェイルク天国(あまくに)ですごいオナカイッパイばい!!!!!
オンリー主催者様、スタッフの方々、スペースにお立ち寄りくださった方、参加された方、
そして梓ちゃん、ばんち、きゃめたん!ありがとう!!!
ありがとう!世界中の皆ありがとう!!オラしあわせだ!はっぱ1枚あればいい!!!
ジェイルクらいすっき!ハァハァ!
ジェイルクの次回のオフ本の話も脳内でできてしまった。
エロで短髪ルークの眼球を舐める大佐(35歳・好物・豆腐)が描きたい。
ばんちに私信があるので「続き」を見るように!
「君が涙流す夜は」→ガイルク(しかし歌っているのはルーク)
ttp://www.nicovideo.jp/watch/nm4305386
ハァハァな台詞つき「風想い」墨猿(墨蓮のキャラソンでおk)
ちょっと墨にしては声が低いかも・・・・だがそれがイイ!
ttp://www.nicovideo.jp/watch/nm4305386
↑ぶっちゃけ泣いた。イケメッティかわいいよイケメッティ!!!
しかし氷上、メットカブッてチャリ通→あだ名メット→かわいくメッティに
ってプレーヤーからあだ名つけられたらしいけどコレ軽くいじめじゃねw
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